地域の監視カメラ
監視カメラについて
地方における監視カメラの設置状況について触れておきたいと思います。
東京や大阪等を始めとした大都市圏、中堅都市、地方の中核都市「以外」では監視カメラは有るようであまり設置されていないのが事実です。無論、コンビニや大手スーパー、ガソリンスタンド等においては防犯上の理由から設置はされています。
この監視カメラですが、地域に設置するには賛否が分かれることも承知しています。
ですが、私の父のように行方不明になった場合、捜索に威力を発揮することも大いにございます。
(画像:public domain 監視カメラ - GATAG|フリーイラスト素材集 )
私の父の場合を少しお話しますと、朝、自宅から出て徒歩20分先にある裏山に行くと言ってそのまま行方不明です。
自宅から2km内のコンビニやガソリンスタンド等、監視カメラ設置店にご協力を仰ぎ、必要に応じ警察の方に相談し見せて頂きました。結果どの監視カメラにも写っていなかったのです。ある施設の監視カメラを除いては。
いつも登る登山口への通ったであろうその経路上にはコンビニ等は無く監視カメラ映像の存在が明らかになるまで7日程度かかりました。更に、その画像を精査し本人と認識するまで1か月も掛かってしまいました。理由は、自宅を出た時と映っていた服装が一部違ったためです。
ですが、少なくともどのルートを歩いたのか判明しましたが、その先に監視カメラがないので判らないままでいます。
この監視カメラは出来るだけ早くカメラ映像を閲覧できるように設置先と警察の方に相談すべき重要なことになります。理由は映像保管期間に関係します。大体2週間程度と認識しておいて下さい。
監視カメラ映像の注意点
・監視カメラは、機種や機能によりますが夜間映像はほぼ何も見えません。
暗視機能がついておけば少しは約に立つかもしれません。
・映像記録の保持は、初期設定で2週間がほとんどだと思われます。
1週間の設定している所もあるかもしれません。
(古い記録から順次消えていく方式で設定されているハズです)
・カメラから約20m先は顔の確認がほぼ出来ません。
・昼間、太陽光の角度や強さによっては実際の色と違う色に見えます。
・山や建物の影響で影が出来る場所は、コントラストの関係上、対象が暗く
なることがございます。
・捜索が1日で済まない場合、カメラ設置している事業者へ何度も足を運び映像を
見せてもらうようにした方が良いと考えています。それは、行方不明当日は通ら
なく映像が無くとも別の日に通過する可能性があるからです。
特に地方で高齢者が多い場合、監視カメラにおけるある程度の理解が進むことを望んでいます。