防犯対策だけではない「徘徊」対策にも利用可能 監視カメラと人感センサーのご紹介 Panasonic スマ@ホーム
認知症の方が、徘徊後に行方不明になったという話は最近よく聞く話です。
私の父もその1人で、今考えるとこれから紹介する機器を導入していなかったことを大変後悔しています。
今は、心以外は元気元気している母の事も心配で、今後の将来を見据え今更ではございますが「ある」商品を導入しましたので、この度はご紹介をしたいと思います。
その商品は、
Panasonic スマ@ホーム
私は、外用カメラと、そのカメラや別売のセンサー群を統括する「ホーム」のセットを購入しました。
この製品セットは、この「ホーム」で管理しますが、設定等はスマートフォンに入れたアプリで行います。また、この「ホーム」とインターネット間はwifiで接続しますのでwifi機器が別途必要になります。「ホーム」とカメラやその他センサー機器間は独自の無線技術で接続しますので追加で何か必要と言う訳ではございません。
詳しくは下記のウェブサイトを参照下さい。
(接続構成イメージ)http://panasonic.jp/hns/hjc200k/
何故導入した方が良いと考えるのか?
【外出時の正確な状況】
実際、私の父の場合がそうだったのですが、行方不明になった際、その人物が
1 「いつ外出し?」
2 「誰と?」
3 「何を着て?」
4 「何を持って?」
5 「どの方角に向かった?」
6 「その時の天候は?」
7 「どの移動手段で?」
等の情報が捜索をするにあたり大きな鍵となります。
人の記憶は実のところ曖昧な事が多く、直前に合っていたにも係らずその人物の服装や持ち物を正確に思い出すの大変難しいことはご承知の通りだと思います。
私の父の場合も同様で、記憶力が衰えていない母の証言と、防犯カメラに映っていた唯一の映像と比べてみると、履いていたパンツ(ズボン)の色が違っていました。(当時は冬だったのですが、とても暖かい日だったので途中で脱いだとも考えていますが)
【行動記録】
また、捜索している間、つまり自宅から全員が出払っていた時間帯に一旦帰ってきた場合や深夜から早朝にかけて戻って着た場合も記録として残ります。さらに設定次第では日々の行動パターンも記録として残せるかもしれません。
実のところ、父の行方不明数日の間のことになりますが、一旦戻って着たのではないかと考えています。(捜索に出払っていた時か、全くの深夜・早朝に、もちろん勝手な希望からそう思わされている可能性もありますが。。)その父の行動を捉えられなかったという悔しさもございます。この仕組み・装置を付けていればと今更のように後悔しています。
なぜ、Panasonic社 スマ@ホーム という商品に着目したのか?
購入に際し、幾つかポイントがございました。特に注目したのは、
・画像が綺麗
・夜間も画像・映像がはっきり見える
・「人感センサー」「動作センサー」を搭載し反応した時のみ自動録画が可能
・遠隔地からのモニタリングが可能
・センサー稼働の日時設定が可能
・複数のセンサーと組合せが可能で拡張性が高い
・センサーに反応した場合、スマホや「ホーム」からの音で知らせてくれます
以上の点は購入に際し大きな着目点でした。
カメラ性能(画像・映像のサンプル)
実際の映像サンプルとして、物の雑誌で有名な「DIME」さんが取材し記事にされた中に昼/夜間の映像がございますので下記にリンクを貼っておきますのでご確認下さい。
https://dime.jp/genre/214945/4/
利用してみての感想
【存在感】
カメラ自体は小型ではございますが、カメラという存在感はあります。あまり目立って設置すると来客者に威圧感を与えてしまいますので、「目立たずひっそりと、でもよく見るとカメラは有りますよ」程度にしています。防犯目的なら目立っておいても良いとは思いますが、とかく田舎では余り好ましくはないと考えています。
【センサー感度】
非常に感度は良くて、感度の調整は可能となっていますが、下から2番目の「弱」程度にしていますが、十分でした。ネコにも反応しています。
【外出先からの映像】
スマートフォンアプリで外出先から映像確認やセンサーが反応して録画された映像を見るわけですが、きちんとクリアな映像で確認ができます。
※外出時や遠隔での閲覧には、設置場所のインターネット回線が「グローバルIP」を付与されていることが前提となります。「固定グローバルIP」の意味ではございませんのでお間違えなく。購入前にご利用されているインターネット回線の状況をご確認下さい。
購入ページ
アマゾンさんですが、購入ページを貼っておきます。
Panasonic ホームネットワークシステム 屋内カメラキット KX-HJC200K-W
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: Camera
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昨今、認知症患者を支援するために人、自治体、企業、それぞれがそのフィールドで尽力されています。しかし人や自治体では手が回らないことも多々ございます。その隙間を技術の進歩で埋めて行くのも一計かと存じます。この紹介が少しでも皆さまのお役に立つことを願いつつ